【笠取山】30代男性の有意義な休日【登山】

2020年、本格的に登山を始めようと考えて最初に上ったのは、山梨県と埼玉県の県境にある「笠取山」。

笠取山とは…

  • 標高1,953m
  • 山梨県と埼玉県の県境に位置
  • 登山道中に多摩川、富士川、荒川をわける分水嶺がある
  • 山頂直前の急登がキツい!

その他にも多摩川の源流である「水干(みずひ)」があったり、富士山を展望できたりと見どころ満載の山。

その道中を時系列事に紹介していきます。


▼駐車場(登山入り口)

笠取山への登山道入り口はいくつかありますが、今回は「作場平駐車場」付近からの入り口を紹介します。

作場平駐車場はそもそも徒歩圏内でこれる最寄り駅がありません。そのため自家用車かタクシーを使って作場平駐車所までくる必要があります。

しかし作場平駐車場はGoogleマップにはでてくるものの、明確な住所がないため、まずは下記の住所をめざし、作場平に向かう林道に入ってください。


〒404-0021 山梨県甲州市塩山一ノ瀬高橋216(※源水館という宿の住所)



源水館という宿の付近に、橋があります。その脇にある林道の先に作場平駐車場はあります。

駐車場は無料ですが、早い者勝ち!

朝8時についても10台ほどすでに先客がいた状況でした。(2020年12月5日)



近くにはバイオトイレもあり登山準備にはありがたい駐車場です。





トイレットペーパーも常備してありますので、マナーを守って気持ちよく使用させていただきましょう。

トイレから林道を渡った反対側に登山口があります。登山道のルート看板もありますので再度、登山ルートの確認をしておきましょう。






▼コース



作場平駐車場から登山道に入ると、最初は一本道です。







登山口から20分ほど行くと、一休坂分岐につきます。少し坂が急な「一休坂」と、ヤブ沢というところを通過するルートに分かれます。




今回は「ヤブ沢」を通過するコースを選択。

道中は基本的になだらかな道が続きます。途中、小川をこえるための小さな橋も渡っていきます。






▼笠取小屋


登山開始から120分ほどで見えてくるのが「笠取小屋」。

バイオトイレもあり、展望も美しいです。



またテントを張れるテント場もあるため、初心者のテント泊登山にも最適らしい。

この日(2020年12月5日)はコロナウイルスの影響もあり、すでに営業が終了していました。ただ料金を箱に入れればテント場の利用も可能です。






▼小さな分水嶺



小屋から20分ほどさらに上ると、「小さな分水嶺」という看板が見えます。


ここは荒川、多摩川、富士川の3つ川の分水嶺となっている場所です。分水嶺側のルートは小高い丘になっているので少しばかり疲れますが、せっかくなので見ておきましょう。



もちろん右側のルートを行けば、分水嶺の丘を登る必要がなく、笠取山を目指せます。

▼水干


山頂直前は急登となる坂がありますが、その手前を山頂に向かって右側に歩いていくと水干があります。





水干は前述したとおり、多摩川の源流となる場所です。



ただ雨の多い時期でないと、多摩川の最初の一滴が流れていることはありません。秋の終わりの冬季にいくと当然水は一滴も流れていません。




▼展望台・山頂


小さな分水嶺を超えた先にあるのが、山頂に続く山。


垂直に立っている樹木と比較するとこの通りです。




後ろを振り返ると、気を緩めれば転がっていきそうになるくらいの急角度です。

しかし晴れていてばその展望は本当に美しいので、つらい思いをする価値はあります。



◆展望台からの景観

展望がよく開けている場所と「山頂」は少し位置が違います。

※山頂は岩場を少し上った先にありますのでご注意ください!

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