海外旅行をする上で2番目に悩むのは「何を持っていけばいいか?」です。(※1番は「どうすれば海外の女性にモテるかを塾考すること」ですが。)
現地についてから、「アレを持ってくればよかった・・・」と後悔したり、逆に帰国してから「コレいらんかったな・・・」ってテンションさげたりすることもあります。
今回は東南アジアに仕事・プライベートを含めよく行く私が常に持って行っているものをジャンル別でご紹介します。
仮定する旅行として「東南アジア等の暖かい国への旅行」「男性」「日程は1週間程度」を考えます。(※さらに言うと一眼系大きなカメラなどは持っていかない想定です!)
- 貴重品類
- カバン類
- 衣類
- 便利で使用頻度の高いもの
▼貴重品類
■パスポート
書くまでもないのですが、これは無くては海外にいけません。持って行ってください。羽田、成田、関空でGo Home!をくらいます。
海外に行く上で、とりあえず身につけておけば何となかる3種の神器は「パスポート」「スマホ」「クレジットカード」です。親と嫁の誕生日を忘れたとしても、この3つだけは忘れることは許されません。これだけは絶対に肌身離さず持ち歩きましょう。
ちなみに私は日本国民としての誇りを持っているので、イタリア系アメリカ人のカバーをまいています。(オススメ!)
またパスポートのコピーも別で持っておくことをオススメします。最悪の場合の身分証明書として。
■スマホ
コレも持って行ってください。
なぜなら「情報」は常にあなたの命を守る手助けをしてくれます。
「地図」、「チケット・ホテルの予約」、「外務省の情報」・・・全てスマホからアクセスできます。
そんなこと一々、書かなくていいよ!って思うかもしれませんが、結構年配の方だと「海外にスマホ持っていくと後でド○モから法外な値段を取られる!」って信じてやまない人もいるんです。
というのも、私の母親がそうでした。
海外慣れしている友達と行くから特にスマホはいらん!電源切って家に置いてく!といってシンガポールに出かけました。
無事帰国したのでいいのですが、周りにそんな人がいたら持っていくように行ってください。海外ローミングでとられる法外な通信量より、あなたの命です。
なのでこの項目は「あなた」に対してというより、あなたの「ご両親・親戚」に対してです。
(※つか日本の通信会社は、海外SIMより安い設定でローミングさせれば海外旅行でのとりこぼしをなくせると思うんですが、それをやらないのはなぜなんでしょう?)
■チケット(eチケットの場合でも!)
「eチケットなのでチケットはいりまへん!」
と、考えている方は今日でその考え方をやめてください。
もちろん最近はeチケットなので、「紙」としてのチケットを持っていかなくても、パスポートと紐付けされているため(パスポートさえあれば)チェックインが可能です。海外まで全然いけます。
ただ入国審査のときに「帰りのチケットの提示」を求められる国もあります。(※ベトナムなどは帰りのエアチケットか、陸路等で他国に出国するチケットの提示を求められます。)
なので、「eチケットのコピー」は持ち込みましょう。
パスポートを一緒にしまうのがベターです。入国審査時にパスポートに挟んで、渡してしまえば特に何を聞かれることもなく入国できる場合がほとんです。
「コピーしていくのが面倒だ!」という人はせめて、「eチケットのスクリーンショット」をスマホに保存しておいて、入国時に提示してください。
■クレジットカード
VISAがオススメです。
JCB、マスターカードは場所によっては使えない場所も多いです。(日本人をターゲットにしていうるお店だと逆にJCBを使えることを高らかに謳うお店もありますが。)
オススメとしては、パスポートと同じケースにメインクレジットカードを保管し、もう一つはスマホと一緒にサブのクレジットカードを保管するのがベターかなと思います。
「パスポート」「スマホ」「クレジットカード」の3種の神器はどうやっても無くすことは許されません。しかしクレジットカードに関しては複数持つことができるのでリスクは分散しましょう。
■現金
正直いらないっちゃいらないんですが、一応持っておきます。「お店」はクレジットカードは全然使えますが、「露店」のような場所は全然使えないことが多いからです。
国によって違うとは思うのですが、基本的には「3万円だけ換金」というのを勝手に自分の中で決めています。「東南アジアで3万円あればとりあえず困らない」というなんとなくの経験則です。
換金の仕方としては、とりあえず空港で1万円分換金します。(もしくはATMでクレカをつかって下します。)これはとりあえずの空港からホテルまでに何かあったとき用です。空港からのタクシー代として使うのがメインですかね。
その後、ネットで調べた「レートがいいとされる換金所」で換金するか、またATMで残り分を下ろすようにしています。
ちなみに私はベトナム旅行で完全に現金使い切った後、タクシーで空港まで移動してクレジットカードで支払いしようとしたら、運転手が「クレジットカードの機械の使い方がわからねぇ」って言い出して、見送ってくれた彼女に現金で支払ってもらった経験があります。最後の最後は現金大事!
▼カバン類
■スーツケース
1週間程度の旅行であっても「機内持ち込み可能サイズ」のスーツケースで十分だと思います。
理由としては・・・
- Tシャツ・下着は現地で買える
- 買えなかったとしてホテルのランドリーで洗濯
- お土産は小さいもので十分
私は1週間程度の旅行であっても持っていく服は3日程度のものしか持っていきません。現地で買えばいいし、洗えばいいや!って考えです。
特に下着は化学繊維の「スポーツ用」ならホテルの石鹸で洗って、どっかに引っ掛けておけば乾きます。(※これは男性限定ですが。。。)
どうしてもちゃんと洗いたいものが出てくれば、ホテルにお願いするのがベターです。重たいスーツケース引っ張る以上の価値があると思います。2、3日分洗ってもらったって5000円しませんし、値段はホテルの「発注書」に細かく記載されているので、洗ってもらった後に「値段高すぎ!」なんてことにもなりません。安心して利用してください。
お土産で喜ばれるものなんて、基本的にないです。日本人の慣習として「一応行ってきたんで・・・」ってだけで家族とか会社に配ってるだけなんですよ。お土産なんて。
だから「かさばるモノ」なんて買わなくていいんです。
個人的なオススメお土産としては、「日本のパチモンお菓子」です。
現地のスーパーで買うことができ、安価でかさばらず、日本に持って帰ってきても「何コレ!?ぱちもんじゃん!」と盛り上がることができます。費用対効果が最高なのが現地のパチモン商品なんです。(※日本の純正品を作っている方ごめんなさい。)
現地で有名なカカオを使ったチョコレートとか、正直関係ないですから。別にお土産で日本で食うチョコレートの味なんかイタリアだろうが、ベトナムだろうがマカダミアだろうがどの国も同じですし、チャーリーにもらったところで同じなんですよ。費用対効果を考えたお土産にしましょう。
■バックパック
バックパック、スーツケースに関しては日本から現地のホテル、現地のホテルから日本の間で使うものだと思っています。
基本的に中に入れるものは下記のようなものです。(※パスポートなどの貴重品は当然いれるとして。)
- ノートパソコン
- タブレット
- ニ○テンドースイッチ
- ネックピロー
- 書籍類
- スーツケースに入りきらなかった衣類
リチウムイオンバッテリーや、それが内臓されているものは預けることができないので機内持ち込みになります。そのため、パソコンなどは機内に持ち込みます。
もちろんノートパソコンなんか持ち歩いて観光はしないと思うので、バックパックの利用は基本的に「日本⇆現地のホテル」となります。
「空港・飛行機内で使うものを入れておくもの」と考えておいてもいいかもしれません。
■ボディバック
バックパックは「日本⇆現地のホテル」と割り切り、現地の観光は「ボディバック」がオススメです。
理由としては必要なものは全部入るし、前に胸の位置においておけるから!です。海外にいくまでは身につけておいてもいいですし、スーツケースにぶちこんでおいて、現地についてから使うのもありでしょう。
海外旅行で「バックパック」はオススメしていません。パックパックだと平気でスリをしようとしてくる輩がいるからです。なんならポケットの中にまで手を突っ込んでくる輩もいます。基本的に日本の倫理観で接してはいけないんです。彼らには彼らの「倫理観」があるので。
以前バックパックで東南アジアにとある取材に行ったら、現地のコーディネーターさんに「なめてんの?」って言われたことがあります。
一方でボディバックだと「もの」あんまり入らなくない?って思う方もいるかもしれません。
そんなことはありません。
今は小さい見た目でもタブレットくらいなら入るものもあるんです。検討してみてはいかがでしょうか。
▼衣類
■下着(靴下)
前述しておりますが、3日分程度で十分です。現地で買えますし、ホテルでクリーニングできます。
オススメはスポーツ系だったり、登山系で使われる化学繊維のパンツがオススメです。
なぜならホテルの浴室で石鹸つかって洗って、テキトーに干しておけば乾くからです。このご時世手洗いなんて、クリーニング屋さんより綺麗に洗ってる感すらあります。
■Tシャツ
Tシャツも3日分程度でいいとは思いますが、正直これは好き好きです。
なぜなら、Tシャツは表に出る部分だから。
現地で「I LOVE TOKYO」みたいなTシャツを着るのは否定しないんですが、写真に残したときに残念なことになります。「それはお前が着たかった服か?うかれてるだけちゃうんか?」と。
I LOVE @@が気にならないのであれば構いませんが、「Tシャツは表に出る」ということまで考えた上で、下着よりは多めに持っていくのをオススメします。
■帽子
東南アジアなど暑い国を観光する上では正直マストです。
現地でも安く売っていたり、なんならベトナムだと「おなじみのあれ」が売っていたりするので、それをかぶってもいいのです。しかしこれも「表に出ている」というこを念頭にしてください。記念写真が全部残念なことになる可能性もあります。
■ズボン
東南アジアなどの暑い国なのですが、基本現地で「ファブリーズ」的なものをしておけば問題ないです。気になればクリーニングにだしましょう。
そういう意味でも下着と同じ量で問題ないと思います。(3、4日分)
それよりも重要なのが寝るときのズボンです。
「別に海外旅行だし寝るときは次の日に着る服でいいや!」なんて考えている方。全然間違っています。
Tシャツは余っているやつ、もしくは現地で購入したものでもいいですが、ズボンは「ジャージ」にしてください。(もしくはちゃんとしたパジャマ)
「え?下着持っていくのケチっといて、寝るときの服装はこだわるの?」とお思いかもしれませんが、海外旅行では「睡眠こそ大事」なんです。
そもそも旅行という性質上、ベッドも枕もいつも使っているものと変わってきます。この時点で通常の睡眠より品質が落ちるんです。
睡眠の品質が落ちると何がおこるか・・・
次の日、旅行しているとき、「100%で感動できない」という状況に陥ります。寝不足による感動不足です。
せっかくの海外旅行なら100%、もしくは120%ぐらいで楽しみたいもの。それを実現するは前日の睡眠です。
睡眠の質を保つのは「普段と変わらない状況」に他ならないので、せめて寝るときはいつもと同じ格好になることをオススメします。これはマジ。
▼便利で使用頻度の高いもの
■海外で使えるモバイルWi-Fi
もちろん現地かAmazonでSIMカードを購入するのもありですが、「少しだけ設定」があったり日本の大手キャリアだとSIMロックの解除が必要だったりするので初心者の方にはシンプルにモバイルWi-Fiをオススメします。
現地でパソコンでも接続するんだ!って人にもマストです。
■ウェットティッシュ(アルコール除菌系)
お店で日本のような「おしぼり」がでてきることはないです。でてきても薄いウェットティッシュだったり有料なことも多いです。
手で食べるものも多い東南アジアにおいて、「これじゃ色々なものを拭き切れないよ!」ってのが現状です。
一つを常に持ち歩き、予備をスーツケースに入れておくのがいいと思います。できる男はまずウェットティッシュから。
■ボールペン
使うのは飛行機の中だけです。
入国カードを書いたりするのになんだかんだ使いますので、持っていくのが吉です。
■虫除け
スーツケースに入れておける「散布タイプ」だったり、体に塗る系のものをオススメします。海外でも売っているんですが、日本製の方が効きがいいとかなんとか。私は毎回日本製を使っていて、現地で虫に刺されたことがないので比較はできませんが。
■日焼け止め
赤道直下(付近)の日光を舐めてはいけません。帰国してから「日焼け止めしておけばよかった!」「会社ったらやたら焼けてるって言われた」なんてことを避けるために日焼け止めは持っていきましょう。
これも現地で売っていますが、虫除けと同じく日本製に越したことはないでしょう。
以上が「東南アジア」「男性」「1週間程度」の旅行の場合での持っていくものです。
忘れ物は無くして楽しい海外旅行を。